阪神新4番候補キャンベル 日本投手怖くない

阪神入団会見を終えバットを手にポーズを決めるキャンベル(撮影・加藤哉)

 怖くな~い、ジャパニーズピーポー! 阪神の4番候補、新外国人のエリック・キャンベル内野手(29=メッツ)が27日、球団事務所で入団会見を行い、日本野球への対応へ厚切りの自信を示した。メジャーデビューした14年にはレンジャーズ・ダルビッシュから2打数2安打をマークした。新天地でも、広角に打つ鉄の爪スタイルで日本投手に襲いかかる。

 胸元を攻められて、外角に逃げる変化球にクルリ。多くの助っ人たちが陥ってきた打ち取られるパターンだが、金本監督が4番三塁を託す予定のキャンベルはひと味違う。入団会見で、日本人投手の攻略法を問われて即答した。

 「一概には言えないけど、特に外角に逃げていくボール球を我慢していくことが大事だと思う。そこをきちっと我慢して、もちろん試合前にも対戦投手の映像を確認するよ」

 ぐっとこらえて外に逃げる変化球を見送る。そうすれば、ビッグチャンスがやってくる。そんなイメージを膨らませた。

 「日本人NO・1投手」との対戦成績が、キャンベルの言葉を裏付ける。大リーグで対戦した選手を聞かれたキャンベルは「ダルビッシュと…。あとは分からない」と唯一、ダルビッシュの名前を挙げた。メジャーデビューを果たした14年にレンジャーズ・ダルビッシュから2打数2安打。ストレートが速く、変化球もキレッキレの本格派を痛打した結果が、日本野球に適応できる自信の根拠にもなっているはずだ。

 決して大砲タイプではない。191センチ、98キロの大男だが、アーチの誘惑には興味を示さない。

 「しっかり芯でボールをたたくということを意識している。結果としてそれが本塁打になれば良いけど、それは分からない。オフシーズンでも強いライナーを飛ばすバッティングもやっていた」

 これから対戦することになる投手のDVDもすでに入手。特徴をインプットしている段階だ。いかに環境に適応し、日本人投手を攻略できるかが活躍のカギを握る。2月1日のキャンプインはすぐそこ。沖縄・宜野座で実際にバットを握ってみないと実力は未知数だが、やってくれそうな予感がプンプンする。ダルビッシュ打ちの実績を引っさげて、キャンベルが自信満々に日本野球に挑む。【桝井聡】

<エリック・キャンベルの一問一答>

 -選手としての特徴

 キャンベル 広角にヒットを打てる。しっかり芯で捉えることが特徴だと思っている。走塁、守備に関しても誇りを持ってプレーしている。

 -背番号29

 キャンベル メッツで初めてメジャーへ上がった時つけた番号。空いていたので付けさせてもらった。

 -甲子園のイメージは

 キャンベル 唯一知っていることは、内野がすべて土のグラウンドだということ。

 -マートンは来日1年目に日本記録214安打

 キャンベル 毎試合グラウンドに出て、出来ることをしっかりやる。振り返った時にいい数字が出ればとは思うけど、勝利に貢献できるようなプレーを続けることが大事。

 -ライバル巨人への意識は

 キャンベル たくさんのファンが来るというイメージを持っている。

 ◆キャンベルのダルビッシュ打ち 14年7月4日、レンジャーズ戦に「6番・三塁」でフル出場。ダルビッシュとは1回に初対戦。2死走者なしで、カウント1-1から中前へ安打を放った。続く打席は4回無死一塁。フルカウントから左翼へ二塁打して打点1を挙げ、快勝に一役買った。