鋭い視線でスイッチオン! 阪神ドラフト1位大山悠輔内野手(22=白鴎大)が1月31日、沖縄・読谷村の宿舎で全体ミーティングに参加。最前列の席に座り、金本監督の熱弁に聞き入った。指揮官の勝利へ懸ける思いに背番号3も思わず武者震いした。「(新人合同)自主トレ期間中と雰囲気も違いますし、それを感じていよいよ始まるんだなという気持ちになった」。
ミーティングを終えた大山に笑顔はなかった。むしろ今までみせたことのないほどの険しい表情だった。「気持ちは作ってきているんですけど、それ以上に作らないといけないと思った」。全ては金本監督が鬼のような形相で選手に語りかけた「勝つ」という言葉の重みを感じたからだ。ミーティング前にはオリックスからFA加入した糸井に礼儀正しくあいさつ。「1年頑張ろう!」と激励の言葉をもらった。先乗り合同自主トレを終えて緩みかけた気持ちスイッチを、もう1度オンにした。
今日1日から始まる春季キャンプ。内野の全ポジションをこなせる守備力を評価されているが、当面は慣れ親しんだ三塁を守る。新外国人キャンベルらとのレギュラー争いが待つ過酷な道のりだが、大山はひるまない。「(ミーティングでみなさんに)よろしくお願いしますと伝えました。自分をしっかり出していかないといけない。早く覚えてもらえるようにしたい」。
目標とする開幕1軍スタートへ。注目の大砲候補がいよいよキャンプインだ。【梶本長之】