楽天岸、立ち投げ47球 梨田監督「バランスいい」

梨田昌孝監督(後方)が見つめる中、ブルペンで投球する楽天岸(撮影・野上伸悟)

 西武からFAで移籍した楽天岸孝之投手(32)が、沖縄・久米島キャンプ初日からブルペンに入った。

 捕手を立たせて47球。「毎年、初日から(マウンドの)傾斜を使って、バランス感覚を確かめながら投げている。初めてブルペンに入った割にはいいボールを投げられた」と収穫を語った。

 期待の新戦力である岸の上々の仕上がりに、梨田監督も「今日は立ち投げだったけど、非常にバランスがいい。安定感がある。先発のめどが立った」と、早くも太鼓判を押した。