阪神鳥谷子供たちからパワーもらいレギュラー再奪取

病院を慰問した鳥谷は入院する子どもたちと交流した(撮影・宮崎幸一)

 子供たちを悲しませない! 阪神鳥谷が6日、沖縄・南風原町の沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを訪問した。早大時代の同期で広島編成課長などを務める比嘉寿光氏と約2時間、小児病棟を回った。交流会にも参加し、遊撃レギュラー再奪取へ並々ならぬ決意を言葉にした。

 「去年はなかなか試合に出られない時があった。子供たちには、元気になって甲子園まで見に来てねと言っている。来てくれた試合に自分が出ていないというのは…。今年も全試合出続けたい」

 同病院訪問は今年で9年目。「毎年、自分はここでパワーをもらってスタートする」。1室ずつ子供たちと言葉を交わし、逆に激励の言葉をもらうこともある。現時点で連続試合出場は1752。球界歴代2位となる金本監督の1766試合に迫る。遊撃レギュラーの座を取り戻し、スタメンで連続試合出場を続けることは大きなモチベーションの1つだ。

 キャンプでは新フォームに挑戦中。スタンスが昨季より狭まり、右足のつま先でリズムを取る。右肩より投手側でバットを立てて、上半身ごとバットを回してから構える。マーリンズ・イチローを連想させるスタイルに手応えを感じている。「イチローさんをマネしたわけじゃないけどね」と笑いつつ「シンプルに無駄を省いて。試合でどんな感じか試していきたい」。すでに試合に臨める状態には達している。北條との遊撃バトルへ。鳥谷がエンジンを吹かし始めた。【佐井陽介】