BC新潟に「カトケン効果」元巨人・加藤氏が野球塾

子供たちと談笑するBCリーグ新潟の加藤球団社長補佐(左)。終始リラックスムードで初指導

 カトケンが県の少年野球の普及に乗り出した。元巨人捕手で、BCリーグ新潟の加藤健球団社長補佐(35)が7日、BC新潟の通年制少年野球教室「野球塾」での初指導を、ハードオフ新潟(新潟市中央区)の室内練習場で行った。

 「いつも通りにリラックスして教えますよ」。そんなソフトな雰囲気で、加藤社長補佐は少年たちの心をつかんだ。室内練習場に入るなり、「カトケン!」と選手たちに囲まれた。打撃練習ではボールをトス。投球練習では巨人時代のミットを手にボールを受け、「ナイスボール!」と大声と同時に笑顔を見せた。

 この日は午後5時10分から午後8時30分まで、小学1、2年生、3、4年生、5、6年生の3クラス50人を指導。「力を抜くように」とアドバイスを受けた木津雄大君(東中野山小2年)は、「加藤さんのようなプロ野球選手になりたい」と話した。

 1月16日に社長補佐に就任後、東京と新潟で月の半分ずつを生活する。今回は1月31日に新潟入りし、スポンサーや自治体へのあいさつ回りをこなした。そしてこの日の初指導。聖籠中3年のとき、野球教室で元中日監督の高木守道氏(75)の指導を受けた。そこでプロになりたいと感じた。「この中に、あのときの僕と同じように思ってくれる子がいればうれしい」。これからは、自身が子どもに夢を与える存在になる。

 今後も不定期だが、野球塾での指導を行う。球団には野球塾への問い合わせが増えたといい、「カトケン効果」が表れている。「新潟、三条、長岡でやっていますので、体験に来てください」とPRも忘れなかった。【斎藤慎一郎】