ロッテ伊東監督実戦へ、ドラ1佐々木は「悪くない」

ブルペン投球するロッテ佐々木(右)を見つめる伊東監督(撮影・江口和貴)

 ロッテ伊東勤監督(54)は9日、沖縄・石垣島キャンプ第2クール最終日を次のように総括した。

 「今日で、このクールは終了した。いよいよ実戦が始まる。台湾(ラミゴ)との試合は、今までやってきたものを出してくれればいい。基本的に、サインは出さず、フリーにやらせる。当然、これだけの人数がいるから、絞り込みが必要。そういう目で見る。ギリギリの位置にいる人は、結果も問われる。選手も十分、分かっていること」

 「(2軍にいるドラフト3位の島のブルペン投球に)結構、面白いボールを投げると聞いたので、見に行った。今すぐどうという感じではない。慎重にやらせたい。立ち投げだが、かなり力を入れた球を投げていた」

 「(ドラフト1位の佐々木は)悪くはない。実戦形式になって、どういう感覚になるか。環境も変わり、体の疲れもあるだろう」

 「(前日のノックで左足首を捻挫した)唐川は無理することはない。2、3日、様子を見ます」

 「(遊撃争いは)実戦で結果を出した人が残る。今の段階で、誰がどうはない」

 「(パラデス、ダフィーは)少しずつ良くなっている。練習のスタイルにも慣れてきた。スイングスピード、打球の角度も上がってきている」