斎藤佑樹2回1失点「良かったとは言いづらい」

紅白戦に登板し2回を1安打1失点の日本ハム斎藤(撮影・菅敏)

 日本ハム斎藤佑樹投手(28)が失策絡みの失点を悔しがった。9日(日本時間10日)、米アリゾナキャンプの紅白戦で今季初登板した。

 白組2番手で3回から登板。3回は3者凡退。4回は1死から杉谷に中前打を浴びた。2ストライクから内角直球で仕留めにいったが、やや内寄りのコースとなりはじき返された。「決めにいった。甘く入っても(杉谷)ケンシの左打席なら差せるかなと思ったら、甘かった」と反省。二盗を許し、捕手大嶋の送球も悪送球(記録は失策)で1死三塁となり、大野に犠飛を打たれた。

 2回1安打1失点も自責点は0。「結果、結果と言っていたので、良かったとは言いづらい」と苦笑いも、ツーシームやカットボールなどには手応え十分。「沖縄に戻ってからも、さらに気を引き締めて頑張ります」と、笑顔だった。