阪神の新外国人エリック・キャンベル内野手(29=メッツ)が、今日13日に行われるDeNA戦(練習試合・宜野座)の出場を志願し、「5番DH」で実戦デビューすることが決まった。12日にフリー打撃で小野と対戦。日本の投手の特徴をいち早く把握するため、首脳陣に出場を直訴した。マジメな助っ人がいよいよベールを脱ぐ。
マジメな助っ人の実力はいかに…? キャンベルの実戦デビューが決まった。今日13日のDeNA戦。今季初の対外試合に5番DHで登場する。本人は「近々、試合に出られるんじゃないか」と言い残して、球場を後にした。その後に金本監督が「志願で…」と明かす。昨年はヘイグが2月11日に紅白戦でデビューしたが、その直後に左脇腹を痛めた。首脳陣は二の舞いを避けるため、マイペース調整を任せていた。しかし、心配ご無用と、首脳陣に直訴し、早い時期のデビューを選んだ。
野手の外国人の場合は、日本の投手に対応するため、早めに打席に立つケースが多い。キャンベルもそれを望んだ。この日、フリー打撃にルーキー小野が登板。この相手役も、志願していた。右腕の伸びのある投球に、21スイングで安打性は3本だった。「(打撃)ケージの中で、投手もネットを置いての状況。ゲームと同じ感覚にはならなかったが、前から生きた球を打てた。順調に来ていると思う」。結果は物足りないが、目慣らしの意味があった。金本監督も「キャンベルも実戦の球を見るのは初めてだっただろうし、最初はあんなものじゃないか」と問題にしなかった。
シートノックでは2日続けて、二塁の守備に就いた。投内連係も含め、そつなくこなした。指揮官は「これでセカンドがハマってくれたら、また選択肢も増える。競争が激しいから」と新外国人の取り組みを歓迎した。打撃練習後にはサブグラウンドで、走り込みを行った。豊富な練習量の日本流キャンプにも、不満を言うことなく、対応している。しかし、こんな献身的な姿勢も、打力を披露してこそだ。得点力アップを期待されて加入したマジメな助っ人。いよいよ、その実力が試される。【田口真一郎】