ヤクルト・オーレンドルフ、抜群の球威/今日の一番

フリー打撃に登板し、ワインドアップから投げ込むヤクルトのオーレンドルフ(撮影・鹿野雄太)

<今日の一番>

 ヤクルトの新外国人、ロス・オーレンドルフ投手(34=レッズ)が18日、フリー打撃に初登板した。

 193センチの長身から、ゆったりとしたフォームで投げ込む直球は迫力満点。最速143キロをマークした。メジャー通算30勝の最速157キロ右腕は「直球も変化球もいい感じだった。球速より制球が大事」と話した。

 抜群の球威で周囲を驚かせた。井野と雄平に対して、安打性の当たりは1本ずつに抑えた。打席に立った雄平は「143キロでも速さを感じた」。真中監督は「球の重さを感じられた。開幕ローテに入ってもらわないと困るし、早く実戦で見たい」と目を細めた。【ヤクルト担当 鹿野雄太】