<オープン戦:日本ハム1-9DeNA>◇16日◇札幌ドーム
開幕投手に内定しているDeNA石田が、オープン戦初先発し6回を“幸運の1失点”で抑えた。序盤は直球で押し込み、3回以降はチェンジアップとフォークボールの変化球で凡打を積み重ね、3安打の好投。86球を振り返り「球の質は徐々に上がっているけど、まだ自分が思っているものとは違うかな」と、手応えをつかみながら満足はしなかった。
無失点ではなく「1失点」が、チームに幸運をもたらす。DeNAでは最近10年、開幕投手がオープン戦初先発で1失点した年(11、13年)は、開幕戦でチームが勝っている。順調に調整ができている一方で、この1失点が反省材料になる。だから石田も5回に四球と暴投からピンチを広げ、与えた1失点を「あれは防げた点。失点をしていい流れを相手に与えてはいけない。そういう失点を減らしたい」と気を引き締めた。
31日の敵地ヤクルト戦までもう1試合登板。「何をしたら打者がバットを振るのか、考えてやっていきたい。捕手とも野手とも連係を確認しながらやっていく」と、勝利をつかむことだけを考えていた。【栗田成芳】