阪神能見5回4失点、開幕3戦目へ「合わせていく」

2回裏オリックス1死二、三塁、西野真弘に中前2点適時打を浴びた能見篤史(撮影・上田博志)

<オープン戦:オリックス4-2阪神>◇26日◇京セラドーム大阪

 阪神能見篤史投手(37)が先発し、本番直前の予行演習を行った。

 1回1死満塁のピンチを招き、小谷野に内角直球を打たれて、左前に先制適時打を許した。2回は失策絡みで2失点。4回も2死二塁から失点した。この日は5回4失点で降板した。

 「状態は悪くなかったのですが、ボールが高かったので高さを意識してやっていきたい。初めての開幕じゃない。自分個人でやるだけ。まず、しっかり投げられる状態にコンディションを合わせていく」。開幕3戦目の4月2日広島戦(マツダスタジアム)での先発が決定的。香田投手コーチは「いつもよりボールのスピード、キレが、いまひとつだったかもしれない。ブルペンとかすごくいい。状態もすごくいい。そんなに心配していない」と信頼感をにじませた。