オリックス“開幕戦男”中島で7年ぶり開幕星だ

福良監督の前でフリー打撃に励む中島(撮影・宮崎幸一)

 オリックス中島宏之内野手(34)が「開幕戦男」の本領を発揮する。過去10年の開幕戦は打率3割3分3厘。先日放送されたNHKBSの番組「球辞苑」では広島新井と並びトップと紹介された。京セラドーム大阪での全体練習に参加したベテランは「開幕戦はセレモニーとかもあるし特別な感じ。チームにとっても大事だし勝つのが一番いい」。球団7年ぶりの開幕戦白星に導くつもりだ。

 楽天開幕投手の美馬とも好相性だ。西武時代も含めて20打数8安打の打率4割を誇る。チームとしては昨季0勝2敗とやられた難敵であり、しかも開幕戦には期待の2年目吉田正が腰痛で不在。3番か5番でスタメン有力な中島が攻略のカギを握りそうだ。移籍時の契約期間は3年で今季が最終年とされていたが、来季4年目のオプションを保有していることが判明。ただ甘えや妥協はない。過去2年は期待に応えられなかったと自覚している。「しっかり準備してきた。あとは結果を出すだけ」。今年こその強い決意で臨む。

 福良監督は中島と小谷野の2人に関して「スタメンで出られるのは年間100試合くらいでしょう」と話した。だが中島は「ずっと出たい。自分から『しんどいです』と言うことはない」といい意味で将の見立てを裏切るつもり。得意の開幕戦から充実の1年をスタートさせる。【大池和幸】

 ◆オリックス中島のNPB開幕戦 西武、オリックスで11度先発出場しており、40打数13安打で打率3割2分5厘。特に08年以降は7シーズン連続で安打をマーク。10、11年には2年連続で本塁打を放っている。