大谷が成長2安打、4年前2三振の先輩西武菊池撃ち

6回裏日本ハム1死、右前打を放つ大谷。投手菊池(撮影・黒川智章)

<日本ハム1-8西武>◇3月31日◇札幌ドーム

 3年ぶりに野手で開幕戦に出場した日本ハム大谷は、敗戦にも手応えを感じていた。「個人的には、まずまずできた」。打線の中で唯一の2安打。個人的には幸先よく開幕した。

 4年の歳月を、開幕のグラウンドに刻んだ。18・44メートルの先には、新人だった13年に2打席2三振と手も足も出なかった西武菊池。1回こそスライダーに空振り三振を喫したが、3回2死一塁の第2打席には、143キロ速球を右翼線にはじき返した。6回にも右前打で複数安打を記録。4年前は太刀打ちできなかった相手も「見え方は全く違った」。どちらも第1打席に攻められた内角球を打ち返したが、チームは1点しか奪えなかった。「やっぱり、いいピッチャーだと思いました」。花巻東の先輩との4年ぶりの再戦で、自身の成長と先輩のすごみも再確認した。

 栗山監督も「(第1打席で相手の)攻め方がわかっていた中で、しっかり対応できた」と評した。右足首痛の影響で、大きく出遅れた5年目。投手として復帰のメドは立っていないが、この日の試合前にはブルペンで約30球の投球練習を再開した。