<阪神3-5巨人>◇7日◇甲子園
Gキラーも沈んだ。阪神先発岩貞は巨人打線に5回で9安打を浴び、4失点で初黒星を喫した。1回に4安打1四球で3点を献上。金本監督も「う~ん、やっぱり初回ですかね。相変わらず先発がピリッとしないというか」と、苦言を呈さずにはいられなかった。
17年甲子園開幕戦の相手に不足はなかった。昨季は聖地で巨人相手に開幕から1分けを挟んで9連敗を喫した後に3連勝。今季は16年巨人戦で無傷の3勝、防御率0・58だった岩貞を先発に立て、初戦からたたいておきたいところだった。初回に外野守備陣が打球を追い切れない不運な先制打もあったとはいえ、計算外の背信投球となった。
岩貞は前回1日の広島戦も4点リードの1回に3失点していた。2戦連続で立ち上がりに崩れ、「三振が奪えていたのに打たれているところは反省。しっかり考えないといけない。先発は完投するつもりで投げないといけない。初回にうまく立ち上がれていないのはいけない」と猛省した。
開幕から7試合を終え、6イニング以上を投げた先発投手は5日ヤクルト戦の秋山だけ。リリーフ陣のフル稼働が続く。指揮官は試合後、「(中継ぎ陣に)ちょっと負担がかかりすぎ。巨人とか甲子園とかいうよりも、まずは先発ですよ。試合を作るのは」と力を込めた。豊富な充実の先発陣といえるだけに、立て直しを急ぐ必要がある。【佐井陽介】
▼阪神は3月31日広島戦で開幕投手メッセンジャーが勝って以降、先発投手に白星がつかない。7試合消化時点で先発投手が1勝は、13年以来4年ぶり。この年は開幕でメッセンジャーが勝利投手となったのを最後に、7試合連続で先発投手の勝利がなかった。なお今季阪神の先発投手の防御率5・71はセ・リーグでワースト2位。先発投手の平均投球回4・95イニングは、リーグ最短だ。