<阪神4-3巨人>◇9日◇甲子園
チーム先発投手最年長の37歳能見が、7回途中4安打3失点と勝利を呼び込む力投を見せた。テンポよくコーナーを突く持ち味を生かした投球で6回まで1安打無失点。7回に先頭立岡の右前打から自身のボークも絡んで無死一、三塁にし、4番阿部のちょこんと当てる右前打で失点したところでマウンドを譲った。
走者を残して交代となってしまった能見だが「しっかりと高さを意識することが出来た。(6回までの投球を)続けていければ。(7回は)しょうがないところもある。流れもあるので」と、振り返った。
先発陣が苦しんでいる。3月31日広島戦でメッセンジャーが開幕星を挙げて以降、先発に白星がない。能見自身も今季初登板となった4月2日広島戦で、4回途中4失点で負け投手になった。この試合も白星を手にすることは出来なかったが、内容自体は次につながるもの。役割は果たした。
金本監督もベテランの修正能力を絶賛する。「ほぼ100点満点じゃないですか。テンポといい、ボールの高さといい。前回、ああいうピッチングで今回どうかな、と思ったが、ちゃんと修正して、信頼を置けるピッチャーだ」。ズルズルといかないところに価値がある。【桝井聡】