ソフトバンク4位転落…工藤監督、武田に厳しい言葉

渋い表情で投手交代を告げる工藤監督(撮影・黒川智章)

<日本ハム4-3ソフトバンク>◇12日◇札幌ドーム

 ソフトバンクが1点差で敗れ4位に転落した。先発武田が5回に同点に追いつかれると、続く4番レアードに勝ち越し1号2ランを浴びた。

 8回に柳田に今季1号ソロが飛び出し、1点差。9回には不調の松田が先頭で左安打を放ち出塁するなど、最後まで粘ったが追いつけなかった。

 工藤公康監督(53)は「甘い球を投げない投手はいないが、自分で投げきれない時は(捕手のサインに)首を振るか、ボールにするなど、バッテリーでやってもらえれば。武田は先発の柱として1年間やってくれないと」と話した。

 開幕から11試合を終え6勝5敗。「みんながみんな調子がいいということはない。貯金があるからって、安心はしていない。全力を出してまた明日から」と気持ちを切り替えた。【石橋隆雄】