中日又吉、初先発8回2失点好投も「粘りたかった」

8回裏ヤクルト2死一、二塁、畠山を三飛に打ち取り木下拓(右)とグータッチする又吉(中央)(撮影・鈴木みどり)

<ヤクルト3-2中日>◇13日◇神宮

 中日又吉克樹投手(26)がプロ初先発で8回2失点と好投した。

 2回に自らのプロ初打点を挙げる適時打も含め、2点の援護をもらったが3回、6回に失点して同点。その後はブキャナンとの投げ合いに一歩も引かず、自身最多の115球を投げ抜いた。

 サヨナラ負けで勝利は逃したが、スタミナ面も含め、プロ196試合目での初先発を文句のない内容で終えた。「先制してもらい、野手の方に守っていただいて、何とか粘りたかった。ゲームをリードしてあとの投手に渡せなかったので申し訳なかったです」と反省に終始した。