楽天藤田の頭部付近へ死球 両チーム一触即発ムード

6回裏楽天無死一塁、日本ハム公文の投球が頭部に当たりうずくまる藤田(撮影・山崎賢人)

<楽天3-2日本ハム>◇14日◇Koboパーク宮城

 楽天藤田一也内野手(34)の頭部付近への死球で、一時場内が騒然となった。

 3-2の6回、先頭の岡島がセーフティーバントで出塁。続く藤田が送りバントの構えを見せたが、日本ハム公文のボールが頭部付近に直撃。藤田が一瞬、相手に詰め寄ると、両チームから選手、コーチが飛び出し、一触即発のムードが漂った。

 公文は危険球で退場。藤田はいったんベンチに退いたが、すぐに一塁ベースへ向かい、ファンから大きな声援を送られた。