楽天岸、本拠地で凱旋星ならず…四球と2被弾に泣く

5回表を終え、浮かない表情でベンチに戻る楽天岸(撮影・野上伸悟)

<楽天4-3日本ハム>◇16日◇Koboパーク宮城

 楽天岸孝之投手(32)が、6回5安打3失点で本拠地初勝利を逃した。

 0-0の4回、無死一塁からレアードに先制2ランを浴びると、5回にも大野に1発を許した。宮城県出身の岸にとって凱旋(がいせん)登板となったが「特別、意識はしませんでした」。

 自身の投球については「いつも通りに投げられたと思いますが、(4回の近藤への)フォアボールと大野のホームランが…」と悔しさをにじませた。