栗山監督「何があっても納得」延長劇敗も投手気遣う

延長10回裏楽天1死一、二塁、聖沢にサヨナラ打を浴び、がっくりと肩を落とし引き揚げる鍵谷(右)(撮影・山崎賢人)

<楽天4-3日本ハム>◇16日◇Koboパーク宮城

 日本ハムが延長10回サヨナラ負けを喫した。4回に4番ブランドン・レアード内野手(29)の2号2ランで先制。5回に8番大野奨太捕手(30)の1号ソロで追加点を奪って3点を先行したが、5、6回と失点して1点差に迫られた。

 9回に守護神に復帰した増井浩俊投手(32)が登板するも同点に追いつかれ、延長10回に登板した鍵谷陽平投手(26)が代打聖沢諒外野手(31)にサヨナラ打を許した。

 3試合連続で複数本塁打が飛び出したが、得点を本塁打でしか奪っておらず、32イニング適時打なし。打線がつながらなかった。栗山英樹監督(55)は「しょうがない。信頼しているピッチャーでかたちを作っている。何があっても納得」と潔く受け止めた。

 楽天に3連敗、通算4勝11敗で最下位のまま。栗山監督は「(同一カードで)3つ(白星を)取れなかったのはこっちの責任。申し訳ない」と話していた。