日本ハム上沢「良いところなかった」初白星ならず

4回途中降板する上沢(中央)(撮影・黒川智章)

<西武9-0日本ハム>◇21日◇メットライフドーム

 日本ハムの先発、上沢直之投手(23)は今季初白星を挙げられなかった。

 初回先頭の西武秋山に先頭打者本塁打を浴び先制を許し、0-2の3回には4番中村に2ランを浴びて追加点を許した。4回に3安打で2点を重ねられて降板。3回2/3で115球を投げ、6安打6四死球6失点(自責5)だった。

 15年7月7日ロッテ戦(QVCマリン)以来654日ぶりの勝利を目指したが届かなかった。「今日に関しては良いところが何もなかったですね。バッターと戦う以前にストライクをいれることで精いっぱいでした。まともに(打者と)勝負できなかったことに反省したいです。次回の課題にしていきます」と振り返っていた。