稲村亜美「若干抜けた」101キロで自己最速届かず

阪神-DeNA戦で始球式を行う稲村亜美(撮影・上田博志)

<阪神0-1DeNA>◇25日◇甲子園

 「神スイング」のタレント稲村亜美(21)が自身2度目となる甲子園での始球式に挑んだ。

 この日は「リポビタンDナイター」として、ロゴの入った水色のユニホーム姿で登場。ゆっくりフォームを整えながら投げ込んだ球は、ノーバウンドでストライク。球速は101キロと、自己最速の103キロには惜しくも届かなかった。

 始球式後は「また内角投げちゃって。甲子園はアウトローが(球速が)出ると聞いていたんですけど、若干抜けてしまいました。今回は球速にこだわってやってきたんで」と悔しがった。2度目でも緊張があったと言い「甲子園のマウンドはやっぱり全然違いますね。お客さんが近くに感じました」と振り返った。

 8日に甲子園で行われた阪神-巨人戦(3回表降雨ノーゲーム)でも始球式を務め自己最速タイの103キロを記録。17日ぶりの“再登板”だった。

 28日には京セラドーム大阪で行われるオリックス-ソフトバンク戦で、10球団目となる始球式を務める予定で、最速更新を目指す。