高橋監督「失点の形がもったいない」首位浮上逃す

7回表終了時、ベンチへ戻る巨人高橋監督の後方には赤い風船が舞う(撮影・横山健太)

<広島7-6巨人>◇26日◇マツダスタジアム

 巨人が手痛い逆転負けを喫し、首位浮上を逃した。

 序盤の3回までは2点のリードを奪い優勢に進めたが、中盤の6回に逆転を許し、再び1点差に追い上げるも、あと1歩及ばずに敗退。前夜はエース菅野の2戦連続完封で首位広島と0・5ゲーム差に詰め寄ったが、一夜にして1・5ゲーム差に戻された。

 高橋由伸監督(42)は「失点の形がもったいなかった。先頭の四球がもったいない。打たれるのはしょうがない」と指摘。先発大竹寛が4回と6回、3番手篠原が7回に先頭打者に四球を与え、いずれも失点につながった。