中日大島 打順移動も勝負強さ不変「ハマっている」

1回裏中日1死三塁、大島は先制の左前適時打を放つ(撮影・前岡正明)

<中日2-0ヤクルト>◇27日◇ナゴヤドーム

 「ニュー大島」の真骨頂が出た。

 中日大島は初回1死三塁で左前に先制適時打。今季の得点圏打率を18打数8安打の4割4分4厘に上げた。昨年までは通算2割3分7厘。定位置の1番から19日に3番に移ってからも勝負強さは不変。200安打を目指すバットマンは「チャンスでも普段と変わらない打撃をと思っている。失敗も経験しているし、今はうまくハマっている」と充実の表情だった。