ヤクルト石川、最短4回KO「役割が出来なかった」

3回表巨人1死一塁、石川慎吾に2点本塁打を浴びる石川雅規(撮影・たえ見朱実)

<ヤクルト0-7巨人>◇28日◇神宮

 ヤクルト石川雅規投手(37)が今季最短の4回でKOされた。

 1回から制球が定まらず、先頭の巨人立岡に四球を与えると続く中井に左前打、坂本勇に中前へ先制適時打を許し、1点を失う。1死一、二塁からマギーに3ランを浴びるなど初回で4失点。3回にも石川に2ランを浴び、4回にも失点し、9安打7失点で降板した。

 試合後、「初回によーいドンで4点取られたら、チームがのっていかない。(ボールを)操れなかった。そういう時もあるけれども、いかにピッチングしていくか。役割が出来なかった。本当に申し訳ないし、情けない」と悔やんだ。