西武野上で4連敗…辻監督「ここで踏ん張らないと」

1回表ロッテ1死二、三塁、鈴木に四球を与えて満塁のピンチを招き、帽子を取って浮かない表情を見せる野上(撮影・鈴木みどり)

<西武3-6ロッテ>◇29日◇メットライフドーム

 西武野上亮磨投手(29)が6回5安打4失点で3敗目を喫した。

 1回に連打と四球から2死満塁とし、福浦に逆球となった外角147キロを捉えられ、3点適時二塁打を献上。3回には鈴木にソロ本塁打を許し、序盤で4点を失った。鈴木の本塁打以降は6回まで無安打に封じただけに、「立ち上がりです」と悔しさをにじませた。

 打線もロッテ先発の二木を7回まで打ちあぐね、チームは引き分けを挟んで、今季ワーストの4連敗。

 辻監督は「(二木は)ボールに力があった。打線は波もあるし、開幕から1カ月たって選手に疲れも出てくる。ずっと調子がよかったが、ここで踏ん張らないと」と前を向いた。