オリックス4連敗 福良監督「主軸の前後が…」

5回、T-岡田は一直に倒れバットを放り上げる(撮影・渦原淳)

<オリックス2-5日本ハム>◇6日◇京セラドーム大阪

 オリックスは8安打で2点と得点力を欠き、ともに今季初となる4連敗&3カード連続の負け越しとなった。3回までに適時打2本で2点を奪ったが、4回以降は散発3安打。投手陣が踏ん張りきれずに失点を重ねた。阪急の復刻ユニホームも2連敗となった。

 福良監督は「(主軸の)前後ですよね。(下位も)何とかしようというのは見えるけど…。経験を積んでいくしかない」とうめいた。小谷野の3安打などクリーンアップで5安打。ただ6番から9番までが1安打と打線が分断された。

 4番だったロメロが4月22日に負傷して離脱後、12試合連続で1桁安打。その間のチーム打率は2割8分3厘から2割6分1厘に。主砲の不在が、打撃の下降線と重なっている。

 まだ貯金4の3位だが、ここ8試合は2勝6敗。選手会長のT-岡田は「若いチームだから壁にぶち当たるけど、攻める気持ちでやっていかないといけない」と全員の思いを代弁した。我慢の時間が続く。