中日鈴木連勝ならず「決め球を投げきらなければ」

1回裏阪神2死二、三塁、中谷に先制3ランを浴びた鈴木(撮影・宮崎幸一)

<阪神8-1中日>◇16日◇甲子園

 1週間前にプロ初勝利を挙げたばかりの中日鈴木翔太投手(21)は、連勝できなかった。

 初回、中谷に先制3ランを許した。失策が絡んだため自責点はつかなかったが失投だった。5回は2死走者なしから2四球を与え、交代を告げられた。

 代わったアラウホが糸原に3点二塁打を打たれたため、鈴木は4回2/3で5失点(自責2)という成績。「点を取ってもらったイニング(5回)に、2死から四球が続いた。そういうところをなくしていかないといけない。初回、本塁打を打たれた場面ではもう少ししっかりボール球を投げるくらいのつもりで、決め球を投げきらなければならなかった」と反省の言葉を並べた。