阪神高山2号「変化球に対応できた」敗戦も存在感

8回表阪神1死、高山は右越えソロ本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<ヤクルト4-2阪神>◇19日◇神宮

 阪神高山俊外野手(24)が技ありの今季2号本塁打を放った。

 2点を追う8回1死走者なし。石山の内角低めスライダーを両腕のさばきでとらえ、右翼席に運んだ。「真っすぐを打ちにいって、変化球に対応できて、結果的にホームランになった」。2日ヤクルト戦以来、今年のアーチは2本とも神宮で放ったもの。打撃はまだ本調子ではないが、敗戦のなかで、確かな存在感を示した。