広島緒方監督リリーフ陣称賛「守り勝った」一問一答

広島緒方孝一監督

<広島3-2ヤクルト>◇23日◇マツダスタジアム

 広島が連敗を3で止めた。3回で降板した先発野村に代わってスクランブル登板した薮田が好投。背中を痛めていた中崎も復帰登板を無失点で飾った。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -薮田が好救援

 緒方監督 緊急登板のなか、しっかり3イニングを投げてくれた。ランナーを出しながらでもしっかり粘り強くね。今日はいいボールが多かったと思うよ。

 -リリーフ陣が頑張った

 緒方監督 薮田の後、リレーした投手もね。粘り強く走者を出しながらもみんなが抑えてくれた。守り勝ったというゲームじゃないかな。

 -中崎を7回で起用

 緒方監督 最初は楽な場面でね。彼が今まで投げてきたポジションからしたら7回自体が楽な場面だから。僅差であろうと、勝ちであろうと、負けであろうと。そこで投げること自体が楽な場面なので。点差なんか関係ないから。

 -復帰戦で無失点

 緒方監督 まずは今日のボールを見て、真っすぐの走りにしても、スライダーにしてもツーシームにしても、いいボールを投げていたね。こういう風に、どんどんいい投球を続けていってほしいね。

 -野村については

 緒方監督 トレーナーの方から報告はあるだろうけど、アクシデントがあって。次回については、明日の様子を見ながら、抹消するかもしれないし。そこらへんの兼ね合いで先発の編成とかもね。いろいろ2軍の候補を含めたなかでね。

 -先発陣が苦しい

 緒方監督 来週からまた交流戦で6連戦が続くのでね。1人帰って来ても、こういう状態でまた選手にアクシデントがあったので。今まで通り選手、投手陣、野手陣全員でカバーしてやっていくというところ。

 -安部がまた打った

 緒方監督 コンスタントにしっかりね。今年は開幕から大きな波がなくやってくれている。こういう打撃を続けてくれるならね、どんどん、どんどん出場機会も増えていくでしょう。