日本ハム加藤、粘投実らず3敗目「自分がいけない」

7回裏西武1死二、三塁、炭谷にスクイズを決められ悔しそうに帽子をかぶり直す加藤(撮影・鈴木みどり)

<西武2-0日本ハム>◇23日◇上毛敷島

 日本ハム加藤貴之投手(24)が粘投実らず、今季3敗目を喫した。

 初回先頭秋山に先制本塁打を許したが、2回から5イニング連続で無失点。7回にポテンヒットなどで迎えた1死二、三塁でスクイズを決められて追加点を献上したが、7回6安打2失点で粘った。

 前回登板の17日楽天戦では5点リードを守りきれず、2回途中6失点で降板。「やり返したいという気持ちでマウンドに立った」と、雪辱を目指して左腕を振ったが、味方の援護に恵まれなかった。それでも「入りのところでホームランを打たれ、自分がいけない。野手の人に流れが出来づらくなった」と責任を背負い込んでいた。