さあ、決戦。仙台6大学野球の春季リーグ最終節が27日から行われ、勝ち点4同士の首位仙台大と2位東北福祉大が対決し、勝ち点を取ったチームが優勝となる。勝率では首位の仙台大は、4年生ダブルエースの岩佐政也(柴田)と馬場皐輔(仙台育英)で、連勝Vを狙う。東北福祉大は中継ぎ、抑えの右横手投げ、小野憲生(4年=弘前学院聖愛)が試合の中盤、終盤の鍵を握る。優勝校は全日本大学野球選手権(6月5日開幕、神宮ほか)に出場する。
昨秋王者の仙台大が、満を持してチーム初の2季連続優勝を狙う。雨の影響でリーグ日程が1週間延び、東北福祉大との優勝決定戦は中3週での実戦になる。2年ぶり3度目の全日本大学選手権出場を狙う森本吉謙監督(42)は「ゲーム間隔が開いたが、きっちり練習する時間があった。プラスもマイナスもない」と平常心で大一番に臨む。
勝ち点4で並ぶが、勝率ではリーグ首位の8戦全勝。投打がかみ合っている。投手陣は1年時にチームの春初優勝を経験した4年生右腕2投手が引っ張る。開幕から各節1戦目先発の岩佐は今季4勝を挙げ、現役首位の通算16勝をマーク。「打たれた記憶がない」とプロ注目の相手4番楠本泰史(4年=花咲徳栄)との対決に燃える。一方、ドラフト有力候補に挙げられている最速153キロの馬場は第2節後に体調を崩し、登板を回避。最終節に照準を合わせてきた。今季2戦完封(計24奪三振)で18回連続無失点、防御率0・00の馬場は「準備は万全。先頭を確実にアウトにして1発に気をつけたい。点を取られなければ負けない」と無失点継続を誓った。
打線は打率3割7分5厘の9番郡泰輝(帝京)を頭に先発5人が3割以上をマークする。クリーンアップ3人に加え1、9番とどこからでも起点になるのが強み。計6盗塁で、3番白川拓海主将(4年=霞ケ浦)と並ぶ郡は「楽しみ。早く試合がしたい。個人としても結果にこだわりたい」と闘志を燃やす。
現4年生たちは1年春のプレーオフ優勝を含め、昨秋まで東北福祉大とリーグ優勝(ともに3回)を分け合い、通算8勝7敗と苦手意識はない。岩佐と馬場は「4年生なので優勝できればタイトルはどうでもいい」と大学生活最後の大学選手権出場を目指す。【佐々木雄高】