広島緒方監督“空タッチ”で併殺に抗議も認められず

<巨人0-9広島>◇27日◇東京ドーム

 広島緒方孝市監督(48)が抗議に出た。

 4回無死一、二塁。打席の丸が二塁へゴロを放った。巨人の二塁脇谷は前進してゴロをさばき、一塁走者の菊池にタッチにいき、一塁に送球。併殺となった。

 しかし到達した二塁ベースの上で、菊池は両手を広げてアピール。緒方監督はベンチを出て、二塁の東審判員に説明を求めた。

 脇谷のタッチは“空振り”したようにも見えたが、判定は覆らず、指揮官も菊池も渋々ベンチに下がった。