巨人宮国4回途中で110球7失点「逆の投球に」

4回表広島2死二塁、降板を告げられ、帽子を取ってうつむく宮国(右)(撮影・松本俊)

<巨人0-9広島>◇27日◇東京ドーム

 巨人先発の宮国椋丞投手(25)が、4回途中7失点でKOされ5敗目(0勝)を喫した。

 初回だけで3四球を与え32球を要すなど、制球が不安定。2回に田中の適時打から4連打で3点を許すと、3回にはエルドレッドに12号ソロを浴びた。4回に再びエルドレッドに2点適時打で7失点目を献上し、途中交代。3回3分の2を投げて10安打5四球、110球の炎上だった。

 「持ち味はテンポよく、球数を少なくというところなのに、逆の投球になってしまった。守っている野手の方々に申し訳ない」と反省しきりだった。