高橋由伸監督「気持ち切り替えて」借金1で交流戦へ

同点に追いつかれ遠い目をする巨人高橋由伸監督(左)。右は村田真一コーチ(撮影・たえ見朱実)

<巨人2-3広島>◇28日◇東京ドーム

 巨人が借金を背負って交流戦開幕を強いられることになった。

 2点を先制したが、延長戦の末に接戦を落とした。今カード3連敗で、広島戦は75年(引き分け含む)以来42年ぶりの7連敗。今季1勝10敗に沈んだ。

 高橋由伸監督(42)は「こういう形にして、こういう試合をとっていくしか今はないと思いますし、内容的には、いいとは言えないけど昨日、一昨日と比べれば数段いいのかなと思います」と話した。

 7回2失点と一定の役割を果たした先発田口については「1本なのでね、それが悪いかと言えば悪いとは思わないですし、よく投げていた方だと思います。調子も良かったかなと思いますけどね」と評価した。

 30日の楽天戦から開幕する交流戦は巻き返しの場になる。「3連敗していて上向きなんて言える監督っているんですかね」としながらも「ひと区切りつくってわけじゃないけど相手も少し変わりますので、気持ちを切り替えてとは思います」と先の戦いを見据えた。