<ウエスタンリーグ:ソフトバンク3-1阪神>◇30日◇タマホームスタジアム筑後
左アキレス腱(けん)断裂からの再起を目指す阪神西岡剛内野手(32)が、復帰への大きな1歩を踏み出した。30日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)に4番指名打者でスタメン出場。アキレス腱断裂した昨年7月20日巨人戦(甲子園)以来、約10カ月ぶりとなる実戦復帰を果たした。1打席目は二ゴロに倒れたが2打席目は右前打。自らのバットで復帰に花を添えた。
西岡 素直にうれしい。野球人生で初めて野球ができる喜びを感じている。
2打席目、140キロの真ん中低めを右翼線へ運んだ。一塁を回って二塁もうかがう姿勢を見せ、故障から完全に復活した姿も見せた。「二塁に行けたら行くつもりだったし、盗塁も狙っていた」。10カ月のブランクを自ら払拭(ふっしょく)する、そんな気合が言葉に表れていた。
西岡 両親から「ケガには何かの意味がある」と言われていたが分かった気がする。ホンマに変わりよったと思われるようになりたい。
早ければ6月9日からのウエスタン・リーグ、ソフトバンク3連戦(甲子園)で守備にもつく予定だが、金本監督は西岡について「人は期限を決めると無理してしまうものだから」と焦らせるつもりはない。西岡も「2軍でしっかり結果を残して1軍から呼ばれたい」。1軍復帰の際には、完全に生まれ変わった「西岡剛」を見せつける。【浦田由紀夫】