日本ハム斎藤佑樹623日ぶり白星 6回途中1失点

4回表DeNA2死三塁、失点のピンチに宮崎が放った遊ゴロを処理した石井一に向かってポーズを決める斎藤(撮影・山崎賢人)

<日本生命セパ交流戦:日本ハム6-1DeNA>◇31日◇札幌ドーム

 日本ハム斎藤佑樹投手(28)が4月6日ロッテ戦以来、今季2度目の先発で初勝利を挙げた。5回3分の0を投げ、5安打1失点だった。

 斎藤が白星を挙げるのは15年9月16日のロッテ戦以来、623日ぶり。

 斎藤は初回、先頭の桑原に安打を許したが続く梶谷を併殺打。2、3回を3者凡退に抑えると、4回は2死三塁のピンチを無失点で切り抜けた。5回は2死二塁から倉本に左前打されたが、左翼大田の好返球で本塁タッチアウト。無失点で5回を投げ終え、斎藤も大田に拍手を送った。

 6回も続投した斎藤は、先頭の桑原に二塁打を浴びて降板。2番手谷元が走者を返し1失点したが、味方に3点の援護をもらい、斎藤に勝利投手の権利が残った。3番手宮西以降も無失点でつなぎ、逃げ切った。