阪神鳥谷 304安打目で交流戦最多安打

阪神対日本ハム 4回裏阪神無死、鳥谷は交流戦最多タイとなる304安打目を中前に放つ(撮影・宮崎幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神4-3日本ハム>◇4日◇甲子園

 阪神鳥谷が和田一浩(中日)に並ぶ交流戦最多の304安打目を放った。4回に先頭で村田の初球を中前に運んだ。独走していた交流戦最多出場(306試合)に続いて、安打数でもトップに立った。

 それでも交流戦最多安打には「別にそれはいいんですよ」と取り合わなかった。心に引っかかるミスがあった。延長11回無死一塁でバントを試みたが、捕手の大野が処理し、二塁に送球されたシーンだ。これが悪送球(記録は失策)になり、打者走者の鳥谷も生きて無死一、二塁になった。サヨナラ機を広げる結果となったが「あれはバッテリーミスです。次はしっかり決めたい」と自身のプレーを振り返るときは、むしろぶぜんとした表情だった。

 顔面死球で鼻骨を折る大けがをしたのは、10日前の5月24日巨人戦。それでも今月2日にヘルメットのフェースガードを外し、負傷前の姿に戻った。三塁守備でも、ひるむことなく打球に飛び込む。妥協を許さず、全力で打ち、走り、守る。そんな日々の繰り返しが鳥谷を交流戦「2冠」に押し上げた。