甲子園、土の部分が広がる 境目でのけがなど防ぐ

甲子園球場の外野の芝をはがし、今までよりも内野部分を広げたところに白線を引いて作業する関係者ら(撮影・加藤哉)

 甲子園球場の内野の土の部分を広げる作業が5日に始まった。土と外野の芝の境界はマウンドを中心とした弧になっており、今回は半径を2メートル伸ばす。境目での急な打球の変化や内野手のけがを防ぎたい球団の要望に、球場側が応じた。

 昨年も1メートル伸ばされたが、ことし5月には阪神の上本が境界付近で右足首を痛めて交代する場面があった。改修後初の試合は9日のウエスタン・リーグ、阪神-ソフトバンクの予定。