阪神マテオ今季初黒星、マウンドとスライダー合わず

9回裏オリックス1死満塁、ロメロに左前にサヨナラ適時打を浴びるマルコス・マテオ(撮影・上田博志)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス5-4阪神>◇7日◇京セラドーム大阪

 阪神マルコス・マテオ投手(33)が痛恨の一打を浴びた。

 同点の9回に4番手でマウンドに上がったが、先頭打者を四球で出し、1死二塁から四球と安打で満塁の大ピンチ。オリックスの4番ロメロにレフト前へのサヨナラ打を打たれた。

 中継ぎとして安定感抜群だったが、今季26試合目の登板で初めて黒星を喫した。マテオは「今日はマウンドとスライダーが合わなかった。スライダーは外角へ行っていたのに修正できなかった。京セラでは1、2カ月プレーしていなかったので、調整が難しかった」と肩を落としていた。