阪神糸原、先制2点二塁打「なんとか食らいついた」

ソフトバンク対阪神 2回表阪神1死満塁、糸原健斗は右翼線へ先制となる2点適時二塁打を放つ(撮影・栗木一考)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1-5阪神>◇10日◇ヤフオクドーム

 阪神糸原健斗内野手(24)が先制の2点二塁打を放った。これが決勝点となった。

 2回1死満塁。カウント2-2から、松本裕の低め143キロ真っすぐを振り抜いた。打球は右翼線に鋭いライナーで飛び、フェンスまで到達。2人の走者を生還させた。

 「チャンスだったのでなんとか食らいついていく気持ちで打ち返しました。先に点を取れるようにと思っていたので、しっかり結果を出すことができてよかったです」と振り返った。

 その後も上本が2点適時二塁打を放ち、この回4点を挙げて主導権を握り、序盤で勝利への道筋がついた。