国際武道大が初の決勝へ、タイブレークで上武大制す

上武大対国際武道大 タイブレーク戦を制し、雄たけびを上げる国際武道大・平川(撮影・滝沢徹郎)

<全日本大学野球選手権:国際武道大3-2上武大>◇10日◇準決勝◇神宮

 国際武道大(千葉県)がタイブレークの末、上武大(関甲新学生)を破り初の決勝進出を決めた。

 1点ビハインドの7回に9番赤木陸哉外野手(2年=作新学院)が一時逆転の2ランを放った。8回裏に追い付かれタイブレーク(1死満塁)に突入。10回表に1点を加えると、裏を平川裕太投手(2年=東海大浦安)が2者連続三振で抑えた。平川は「あまり緊張するタイプではないです。気付いたらここまで来ていましたが、明日も負けたくない」と強心臓ぶりを見せつけた。