日本ハム大田、2度目の先頭弾「いつも通り打席に」

1回裏日本ハム無死、中越え本塁打を放ち雄たけびを上げる大田(右)(撮影・横山健太)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム3-2巨人>◇10日◇札幌ドーム

 日本ハム大田泰示外野手(27)が初回、先頭打者本塁打で先制点を奪った。

 移籍後初めて「1番・DH」で先発。1回の第1打席、カウント1-1から、田口の135キロ直球を中堅スタンドに放り込んだ。自己最多を更新する7号ソロ。先頭打者本塁打は16年6月5日の日本ハム戦(東京ドーム)で大谷からマークして以来自身2度目。古巣相手に前日9日は2安打を放つなど奮闘している。

 チーム6連敗で迎えたこの日、中田を4番から3番に変えるなど栗山監督は打順を大きく入れ替えた。「いろいろ考えすぎると自分の打撃ができなくなるので、いつも通り、打席に入りました。ちゃんと準備をして、自分の打席で一生懸命やるだけだと。これからの次の打席も大事にしていきたい」と集中していた。