阪神福留 四球で4点奪取起点も完全復活へ試行錯誤

ソフトバンク対阪神 8回表阪神無死、福留は右腕に死球を受け笠原をにらみつける(撮影・梅根麻紀)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1-5阪神>◇10日◇ヤフオクドーム

 阪神福留の出塁が攻撃の起点になった。

 2回、先頭で落ち着いて四球を選んでチャンスメークし、4点奪取につなげた。8回には再び先頭で死球出塁。右肘付近を直撃し、笠原に激高するシーンも見られた。8日のオリックス戦で25打席ぶりの安打を刻んだが、前日9日は4打席連続三振。この日も打ち損じる場面が目立つなど、完全復活には試行錯誤が続いている。