ロッテ佐々木1回7失点猛省「終わらせてしまった」

1回表ヤクルト2死満塁、佐々木は坂口に押し出し四球を与えて顔をしかめる(撮影・松本俊)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ6-9ヤクルト>◇11日◇ZOZOマリン

 ロッテの連勝が3で止まり、今季初の4連勝はならなかった。

 1回がすべてだった。佐々木千隼投手(23)が先頭から3連続長打を許すなど、被安打6の一挙7失点。押し出し含む、1イニング3四球を与えた。

 打線が7回、8回で6点をかえしたが、最初の大量失点が最後まで響いた。これまでも立ち上がりが課題だった佐々木は「また初回に点を取られた。初回でゲームを終わらせてしまった」と猛省。「そこで降りたら中継ぎにも迷惑がかかる。先発として長いイニングを投げる責任があったと思う」と7回まで投げきったが、自己ワースト8失点での6敗目に声を詰まらせた。