高橋監督「同じ打者に打たれすぎ」巨人交流戦最下位

球場を後にする巨人高橋監督(撮影・横山健太)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム5-1巨人>◇11日◇札幌ドーム

 巨人がリスタートを皮肉にも日本ハムの元G戦士に止められた。08年ドラフト1位の大田から流れをつくられた。3回2死、宮国が「力が入った。初球の入りを意識していたが、抜けて真ん中に」と左二塁打を浴びる。続く西川に2ランを被弾した。7回には昨オフ、大田とのトレード相手だった吉川光が「一番振れる高さに行った」外角直球を右翼席に運ばれた。

 2人が象徴するように大田には3連戦で10打数7安打2本塁打ときつい恩返しを受けた。高橋監督は「工夫のなさなのか力のなさなのか。同じ打者に打たれすぎ」と首をかしげた。打線も07年大学・社会人ドラフト1巡目の村田を攻略できない。5回を6安打1得点に封じられた。巨人在籍時も知る阿部は「米国でやっていたから球の動かし方を分かっていた」と変化した印象を口にした。

 9日の第1戦で球団ワースト記録を更新中だった13連敗を止めたが、再び連敗が始まった。交流戦最下位と沈下が止まらない。指揮官は飛躍を遂げた大田の姿に「個人的に(トレード移籍の)石川も準レギュラーでお互いにとっていいトレードだったと思う」と巨人にもプラスと強調した。1つ1つの歯車がかみ合わなければ、チームとして前に進めない。【広重竜太郎】

 ▼宮国が黒星を喫し、これで開幕から7連敗。開幕7連敗以上は昨年の山井(中日=8連敗)とサファテ(ソフトバンク)以来で、巨人では74年高橋一(9連敗)75年新浦、05年桑田に次いで4人目。