中日又吉が5回5失点「踏ん張れずに申し訳ない」

1回、日本ハムに3点を先制され厳しい表情でベンチに戻る又吉(撮影・前岡正明)

<日本生命セ・パ交流戦:中日7-5日本ハム>◇13日◇ナゴヤドーム

 中日又吉克樹投手(26)が5回を7安打5失点で降板した。

 初回に日本ハムの4番レアードに先制16号3ラン。4-3の3回にはレアードの適時打で同点に追いつかれた。さらに、4-4の同点で迎えた5回。1死から3番中田に勝ち越しの6号ソロを浴びた。援護をもらいながらも、リードを許した。5失点は自己ワーストタイ。「逆転してもらったのに、踏ん張れずに申し訳ないです」と肩を落とした。試合前はリーグトップの1・81を誇った防御率は2・33となった。

 6回に4番ビシエドがこの日2本目となる同点13号ソロ。打線の援護を受け、又吉の黒星は消えた。勝率10割はキープされた。