ロッテ石川1勝、巨人菅野7勝/13日交流戦まとめ

DeNA対ロッテ 今季初勝利を挙げたロッテ石川(撮影・足立雅史)

<日本生命セ・パ交流戦>◇13日◇東京ドームほか

◆阪神俊介3年ぶり1号がV弾 西武野上が6敗目

<日本生命セ・パ交流戦:阪神7-2西武>◇13日◇甲子園

 阪神は2回、1死一、二塁から俊介の適時二塁打で2点を先制した。西武は3回、源田の2号ソロで1点差に詰め寄った。

 西武は4回、メヒアの9号ソロで同点に追いついた。だがその裏、阪神俊介に3年ぶりとなる今季1号ソロを許した。

 阪神は7回のピンチを継投でしのぎ、直後に2点を追加。秋山は6勝目を挙げた。西武は好機を生かせず、野上が6敗目を喫した。

◆広島薮田6勝目 今村12S、オリックス金子4敗目

<日本生命セ・パ交流戦:広島1-0オリックス>◇13日◇三次

 広島先発薮田は3回まで毎回走者を許すも無失点。オリックス先発金子も3回まで1安打無失点。落ち着いた立ち上がりとなった。

 広島は5回に連打で無死一、二塁をつくるも無得点。オリックスも6回1死一、二塁で無得点に終わる。6回まで両チーム無得点。

 広島は8回1死二塁から田中が右翼線に適時二塁打。2番手今村が9回のピンチをしのいだ。オリックスは完投の金子が4敗目。

 広島薮田は6勝目、今村が12セーブ目。

◆中日2連勝、ビシエド2発、岩瀬2勝&田島16S

<日本生命セ・パ交流戦:中日7-5日本ハム>◇13日◇ナゴヤドーム

 日本ハムは初回にレアードの16号3ランで先制。中日は1回にビシエドの12号2ラン。中日が2回に勝ち越すも、3回に追いつかれた。

 日本ハムは5回に3番中田の6号ソロで勝ち越し。中日が6回にビシエドのこの日2本目の13号ソロで同点に追いついた。

 中日は8回にゲレーロと平田の適時二塁打で勝ち越し。2連勝で岩瀬が2勝目。田島が16セーブ目。日本ハム4番手マーティンが今季初黒星。

◆巨人本拠地の連敗8で止める、菅野は完投で7勝目

<日本生命セ・パ交流戦:巨人5-1ソフトバンク>◇13日◇東京ドーム

 巨人先発の菅野は3回まで1安打無失点と快調な滑り出し。打線は3回、山本の二塁打から坂本勇の適時二塁打で1点を先制した。

 巨人は4回2死二塁から小林が中前適時打で2点目を入れた。先発菅野は6回まで初回の1安打のみで無失点と快投を続けた。

 巨人は7回に3点を追加。菅野は1失点完投でリーグトップタイの7勝目を挙げた。チームの本拠地での連敗が8で止まった。ソフトバンク東浜は2敗目。

◆ロッテ快勝、先発石川が今季初勝利 DeNA3連敗

<日本生命セ・パ交流戦:DeNA1-8ロッテ>◇13日◇横浜

 ロッテは1回、先頭萩野が二塁打で出塁。1死三塁で角中が中前先制適時打を放つ。DeNAは3回まで毎回安打も得点できない。

 ロッテは6回2死満塁で、三木が死球で押し出し。さらに田村が右越え3点二塁打。萩野も適時二塁打を放ちリードを6点に広げる。

 DeNAは7回に倉本の適時二塁打で1点返したが、今季4度目の3連敗を喫した。ロッテは石川が今季7度目の登板で初勝利。DeNA石田は3敗目。

◆楽天3連勝!松井稼3安打5打点 ヤクルト石川6敗

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト3-12楽天>◇13日◇神宮

 楽天は1回に茂木、松井稼の三塁打など3長打を放ち、3点を先制。3回にも松井稼の2点適時打でリードを広げた。

 楽天は5回、6回に加点し、点差を広げる。松井稼は3安打5打点の活躍。ヤクルト先発石川は5回6失点で降板した。

 楽天は終盤にも加点し、2桁得点で3連勝。釜田は3勝目。ヤクルト石川は史上46人目の2500投球回達成も6敗目となった。