西武辻監督「全体的にいい投球」6回降板野上を擁護

阪神対西武 投手交代を告げ厳しい表情でベンチに引き揚げる西武辻発彦監督(撮影・上田博志)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神7-2西武>◇13日◇甲子園

 西武が決定打を欠き、連勝が2で止まった。2、5、7回と得点圏に走者を進めながら、いずれも無得点。

 辻発彦監督(58)は「チャンスで点が取れたらよかったけど、相手も必死だから。こういうこともある」と受け止めた。

 6回3失点の先発野上については、「もうちょっと踏ん張れたらよかったけど、全体的にはいい投球だった」。

 2回1死一、二塁から俊介に許した先制の2点適時二塁打は、内角要求の直球が真ん中高めに抜けて打たれており、「打たれたのは不用意。打った方も大したものだけど、ちょっともったいなかった」と話した。