阪神能見3敗目、金本監督「警戒しすぎたのかな」

3回表西武2死一、二塁、連打を浴び梅野(左)に声をかけられる能見(撮影・清水貴仁)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-4西武>◇14日◇甲子園

 先発した阪神能見篤史投手(38)が5回4失点で3敗目を喫した。

 初回に西武中村に適時打、3回にも同じく中村に14号3ランを浴び、4点を献上。5回に打席が回ってきたところで代打を送られた。「少し慎重になってしまった部分もありましたし、外中心の投球になってしまい、攻めの投球をすることができませんでした。2アウトからの失点を許し、ゲームを作ることができずにチームに迷惑をかけてしまいました」と振り返った。

 今季は2勝ながらも6月初旬には防御率がリーグトップに立つほど安定感を見せてきた。それだけに金本監督は「(1回は)2アウト取ってからの3番秋山かな、四球とヒットかな。ちょっと警戒しすぎたのかなとは感じましたけど」と渋い表情だった。